本日(8月5日)、やっと5冊目のシリーズ本「でんすけ5」が刊行され、自宅に配送されてきた。本の中身は、ネットに2020年10月から本年22年4月まで掲載したブログで、本の厚さは352ページである。
表紙は、作家・吉村昭の小説「羆嵐」で有名な苫前町の「三毛別羆(ヒグマ)事件」の復元地です。裏表紙は遠軽町の音楽ホール「メトロプラザ」の大ホールです。また、グラビアは大幅に増やして12ページで、21枚の写真を採用した。グラビアの「絵解き」(エトキ)を紹介すると、
○旧樺太(サハリン)の北緯50度上に設置された「日露国境標石」(根室市歴史と自然の資料館)
○北面と東面の「日露国境標石」(1997年根室市に寄贈)
○知床岬から見た国後島(羅臼町から根室海峡を挟んで26㌔先)
○羅臼町の高台から見た道内屈指の水揚げを誇る羅臼漁港と国後島
○吉村昭が札幌市の「バーやまざき」でボトルキープした「山崎」
○留萌市の「三船殉難之墓」碑(市営墓地)
○遠軽高校の正面
○右棚から吹奏楽部、ラグビー部、野球部などが獲得したトロフィーや盾
○吹奏楽部の部室に置かれた表彰状とトロフィー
○吹奏楽部の部室(4〜5室)の一室状況
○吹奏楽部の下宿施設「ミライロッジ」
○野球部の下宿施設「フォルシティア インズドミトリー」
○完成間近の音楽ホール「メトロプラザ」
ーというもので、これまでで一番ボリュームがあるグラビアになった。そのほか本文にも16枚の写真を採用したが、これは本文の内容をより理解してもらうためである。
以上、採用した写真を説明したが、肝心の本文は既にネットに掲載しているので改めて説明しないが、後世に対しても恥ずかしくない文章と確信している。
書籍化に関しては、3冊目にグラビアを採用した時には「これ以上の本はできない」と思ったが、4冊目ができると「これが最高の本だ」と考えた。ところが、5冊目ができると「これが過去最高の本になった」と思うのだから、少しずつ充実した書籍になっているようだ。
以上、今回発刊した書籍の説明をしたが、5冊の「でんすけ」シリーズ本は、都内の国立国会図書館、北海道の遠軽町図書館、滝上町図書館、北見市中央図書館、根室市図書館にも置いてあるので、関心のある人は手にとってみて下さい。