2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

香港市民が中国共産党と闘う歌「民衆の歌」

吾輩は、以前から中国共産党独裁体制は、いずれ崩壊すると記してきた。そういう中で、香港では中国国歌への侮辱行為を禁じる「国歌条例案」の本格審議が5月27日、立法会(議会)で始まった。また、中国・北京で開催中の全国人民代表大会(全人代=国会)では、香…

全国の地域紙は生き残ってほしい

5月14日深夜の番組、NHKBS1の「四国推し!街の新聞の最後の日々」を観て、さっそく街の小さなニュースを伝えている地域紙の現状を知りたく、書名「新聞のある町ー地域ジャーナリズム」(著者=四方洋・元「サンデー毎日」編集長、発行=2015年7月15日…

松浦武四郎の「渚滑川」探訪記が現代語訳に

5月13日の朝方、同日付けの「北海道新聞」オホーツク版が、遠軽町の後輩からFAXで送付されてきた。見てみると、見出し「武四郎の渚滑探索現代語訳にー子どもにも読みやすく」というもので、まずはその記事から紹介する。 ◇ 【滝上】江戸末期に道内を探索…

稲田検事総長の“胸の内"

(本日の昼前、友人10人にこの文章を送付して、見解を尋ねてみた。その理由は、検察庁法改正案は非常に重要な法案であるとともに、これまでの形式と違う文面であるので、これまで努力してきた“品のある文章"に傷を付けると考えたからだ。しかしながら、このよ…

日韓関係を考える上で抑えておきたい朝鮮半島の過去

韓国の野党・保守派が、文在寅大統領の何に怒っているのかを知りたくて、新刊書「元韓国陸軍大佐の反日への最後通告」(著者=池萬元〈1942年生まれ〉、江原道出身)を読了したが、最も勉強になったことは、19世紀に欧米人や日本人、そして内国人が見た朝鮮…

ロシアの「歴史歪曲」を許さない欧米諸国

ロシアは5月9日、旧ソ連の対ドイツ戦勝75周年の式典を開き、ロシア軍機による航空パレードを全国47都市で行った。一方の欧米諸国は、第2次世界大戦に対する見方が、ロシアと全く違うという観点からの「共同声明」を発表した。そのあたりを、5月8日付け…

昭和一桁世代が体験した学制改革

父親が昭和一桁世代(8年7日間)であることから、以前から終戦後の学制改革に関心を持っていた。そういうことで、古本屋で書名「旧制高校物語」(著者=秦郁彦、平成15年12月20日第1刷発行、文春新書)を購入したところ、コンパクトに学制改革を説明する部分が…

大作家・吉村昭の最後の手紙

吾輩は「吉村昭研究会」(桑原文明会長)の会報定期購読者であるので、4月30日に「吉村昭研究第50号」が郵送で届いた。さっそく読んでみると、桑原会長の原稿の中に、新潮社で吉村昭(以下、敬称略)の担当者・栗原正哉が記した「吉村昭さんからの手紙」(新潮社…