2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

三度にわたる木村汎先生の追悼文

木村汎先生の追悼文を、三度も紹介することには多少躊躇したが、やはり記すことにした。今回の追悼文は、本日付けの「読売新聞」で、寄稿者は新潟県立大教授・袴田茂樹である。 ◇ ー追悼・木村汎さんー 〈綿密分析 対露政策に警鐘〉 木村汎氏の突然の訃報を…

再び故・木村汎先生を追悼して

昨日、木村汎先生の追悼文を作成したが、本日の産経新聞「産経抄」にも、同人を追悼する記事が掲載された。 ◇ 「ロシア人が“バザール商法"の達人であることを肝に銘じなければならない」。14日に亡くなった本紙正論メンバーで北海道大学名誉教授の木村汎氏は…

木村汎先生の無念さを忘れないために

安倍首相の“対露暴走外交"に対して、強い懸念を示してきた木村汎(北海道大学名誉教授)が、11月14日に亡くなった。吾輩も、安倍首相の対露外交を批判してきたが、この際に木村先生の寄稿文を活用させてもらった。その意味で、木村先生が亡くなったことは、吾…

オホーツク管内の屯田兵の歴史

ネットで、北見市の日刊フリーペーパー「経済の伝書鳩」(11月12日付け)を見たところ、オホーツク管内の屯田兵に関する興味深い記事が掲載されていた。この記事は、北見の開拓史に新事実ということで、見出しは「屯田兵の野付牛村開庁『1897年5月15日』…

大相撲の番付編成にはコンピューターの活用を

昨日の「朝日新聞」に、大相撲の番付編成に関して興味深い記事が掲載された。見出しは「番付は『生き物』異例の4小結ー予想外の結果 本人もびっくり」というものである。 ◇ 令和元年納めの九州場所で、小結が過去最多タイの4人となった。なぜ、珍しい番付…

中露のスパイ活動の一端

我が国は、以前から「スパイ天国」として、世界中に知れ渡っている。そうした中、先週発売の週刊誌「ニューズウィーク日本版」(11・5)に、静岡大学教授・揚海英(中国内モンゴル出身)の寄稿「中国があざ笑うスパイ天国ニッポン」という記事が掲載されていた…

国家公務員の老後は証券業界に任せてよいのか

吾輩は過去4回くらい、証券業界の“悪口"を書いてきたが、今月の情報誌「選択」(11月号)には「もはや、つける薬なし」と突き放す記事が掲載された。それでは、題名「『米国型規制』の導入目指す金融庁ー証券業界『顧客軽視』商売に荒療治」を全文紹介する。 …

「中露同盟」は成立するのか

購読している情報誌「選択」(11月号)が、11月1日に郵送されてきた。その中には、興味深い記事が掲載されていたが、まずは「『反米連合』が東アジアの脅威にー日本の悪夢『中露同盟』の足音」を紹介する。 ◇ ロシアのプーチン大統領は10月3日、南部ソチで開…