2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

後輩が記した「安倍長期政権」の背景など

昨夜、元職の後輩からメールで「安倍長期政権」に関する見解が送付されてきた。その内容が、なかなか面白く、的確であるので、皆さんに紹介したくなった。 ◇ お疲れ様です。 1.安倍長期政権の背景。 国政選挙で野党が勝てない理由は、それは「野党のだらし…

「花粉症は市販薬で十分」は以前に指摘したこと

ネットで、8月23日付け「日本経済新聞」の記事「花粉症、処方薬と市販薬『患者負担に大差なし』」を読んで驚いた。というのは、吾輩は2016年2月10日に「花粉症の治療費は削減できるのでないか」という文章で指摘していたからだ。 それでは、先ずは取り…

JR北海道の詳細な経営実態

JR北海道は、年40億円規模の増収を見込んで、10月1日から運賃値上げを実施するが、国民の多くは詳細な経営実態を知らない。だからこそ、吾輩は4月11日に題名「JR北海道は毎年280億円の支援が必要」という文章を作成した。だが、経営実態がよく理解…

佐々淳行の4人の政治家に対する評価

最近、吾輩の好きな警察官僚・佐々淳行の著書「私を通りすぎた政治家たち」(2014年8月30日第1刷)を古本屋で購入した。読んでみると、吾輩と同じような“国家観"や“価値観"で、ますます好きになった。いやいや、貴重な経験談を聞かせてもらい、大変勉強にな…

周恩来は偉大な政治家であったのか?

1972年9月に日中国交正常化が実現した際、多くの日本人は周恩来(1898年〜1976年)に好感を持ったと思う。その理由は、田中角栄首相と会談した際の立ち振る舞いが堂々としていたことと、さらに暴君の毛沢東の配下として中華人民共和国の成立時か…

新刊書「暴君ー新左翼・松崎明〜」の書評

本年4月28日初版の新刊書「暴君ー新左翼・松崎明に支配されたJR秘史」(著者=牧久・元日経記者、476P、小学館)が発売されたので、吾輩は5月末に購入できた。読了後、余りにも内容が充実した作品であるので、吾輩の「書評」よりも雑誌や新聞に掲載され…

北朝鮮問題を考える上で押さえておきたい事柄

最近、古本屋で購入した「『秘話』で綴る私と朝鮮」(著者=佐藤勝巳、晩聲社、1700円、2014年4月25日初版)を読了した。著者は、2013年12月に亡くなっているので、ある意味“遺言"と言えるためか、北朝鮮と関係が深い人物の動きや言動、そして朝鮮総聯活動…