2016-01-01から1年間の記事一覧

JR北海道を救う道はこれしかない!

年末であるが、今年最後の文章を作成することにした。何故なら、北海道新聞が「社説」(12月26日付け)で、JR北海道経営の抜本的解決として、筆者と同じ見解を主張したからだ。それでは、その「社説」を紹介したい。 ◇ 政府は2017年度当初の北海道開発予算…

欧米諸国はロシアを警戒している

最近の雑誌や本を読んでいると、それなりの著名人が「米国や欧州のロシアに対する警戒心は、日本人が想像するよりも遥に強いものがある」旨の発言をしている。更に最近、NHK・BSで放送された番組「ロシア人の本音」を観ると、明らかに我々民主主義国家の国民…

長期戦でチャンスを待とう北方領土!

何も期待出来ない日ロ首脳会談が、12月15日と16日に山口県と東京で行われた。プーチンは、外交駆け引きなのか、日本を軽く見ているためか、常に“遅刻"の対応で行動した。それなのに、日本側は民間レベルでも68件の経済協力事業で合意して、その投融資総額は…

増毛町と「オロロンライン」の思い出話し

12月4日、北海道の北西部を走るJR留萌線留萌〜増毛間(16.7㌔)が、95年間に及んだ営業運行を終えた。最終日の運行状況は、テレビや新聞が報道していたが、町民や鉄道ファンら約300人が「蛍の光」の演奏に合わせ、ペンライトを振りながら最終列車を見送っ…

北方領土交渉では“法と正義" を貫け!

今年9月の「12月15日、山口県で安倍首相とプーチン大統領が会談する」との報道後、北方領土でどのような合意があるのかで、この2ヶ月間、心配で心配で仕方がなかった。そうした中、ロシア側から北方四島を返還せず、身勝手な「共同経済活動」の先行を求め…

茨城県の国民宿舎「鵜の岬」の素晴らしさ

毎年、全国都道府県の魅力度ランキングが発表されるが、その際の最下位は4年連続で茨城県である。そこで、いつかは茨城県をアピールする文章を作成したいと考えていた。なんせ、みじかな利根川を越えると、そこは茨城県であるからだ。 実は茨城県には、絶対…

元駒大苫小牧監督・香田氏の生き方

我が輩は、以前から駒大苫小牧高校野球部監督・香田誉士史(よしふみ)の去就に注目してきた。何故なら、東北勢の悲願である「(優勝旗の)白河越え」を飛び越え、津軽海峡を渡って、甲子園の優勝旗を北海道に持ち込んだからだ。更に、監督を突然辞任し、そして…

五輪施設「有明アリーナ」は絶対に建設すべきだ

2020年東京五輪会場の見直し作業が、いよいよ最終局面になってきた。そんな中、がぜん筆者が注目する新聞記事があった。それは、本日の朝日新聞で、バレーボール会場の「有明アリーナ」(江東区)に関する記事である。 「…五輪後の活用法としては、冬に氷…

JR北海道の重要路線は維持せよ

JR九州が今月25日、東京証券取引所に株式を上場したが、その直前に証券会社から「JR九州の株に関心がありませんか」との問い合わせがあった。筆者は「JR北海道が上場するなら考えても良い」と応じたが、本心はJR北海道が上場出来るハズがないと思いながら応…

北海道における中小企業の技術力

ネットで、10月15日付けの「日本経済新聞」北海道版を観た。そこには、見出し「車産業の道内調達率最高 15年度31.4%」に引き続き、 「道内で自動車産業のサプライチェーン(部品供給網)の拡大・強化が進んでいる。2015年度の道内自動車関連企業による部品や…

丹波実氏が亡くなった!

元駐ロシア大使・丹波実氏が、10月7日に亡くなった。筆者は、3年前の3月6日に「元駐露大使、丹波氏の訴え」という文章を作成した。その時は、テレビ出演した丹波実氏の健康状態を心配して文章を作成したが、その時の印象を思い浮かべたら、よくもここま…

書評「最高機密エージェント−CIAモスクワ諜報戦」

8月に新刊書「最高機密エージェント−CIAモスクワ諜報戦」(著者=デイヴィッド・E・ホフマン<「ワシントン・ポスト」紙の編集者、434P)を購入したが、リオ五輪の影響で読書を一時中断して、9月末に読了した。内容が濃く、最近発売された“スパイ本"の中…

地球温暖化とホーキング博士の警告

昨日、8月21日から運休していたJR石北線の特急オホーツクが、41日振りに運行を再開した。JR石北線は、台風9号などの影響で、上川〜白滝間が路盤崩落などの被害を受けて、不通になっていた。その間、我が輩が一番気になっていたことは、遠軽高校に美幌や北…

遠軽高校の校歌あれこれ

昨日(金)の午後7時30分から約30分間、NHK総合テレビで「特報首都圏 名曲の誕生秘話▽92歳の現役作曲家・大中恩」という番組が放送された。我が輩は、大中恩氏は、遠軽高校の校歌を作曲した大中寅二(1896〜1982)の息子ではないかと思って番組を観た。番組終了…

司法試験改革は成功したのか?

読売新聞は、9月19日付け社説で「法科大学院は再生できるのか」との題名で、法科大学院を巡る諸問題を提起している。確か、法科大学院の理念は、現役の法曹が指導に当たるなど実践的で丁寧な教育を受けた人材育成にあった。受験テクニックが優先されがちで…

民進党の蓮舫新代表選出で考えたこと

民進党は15日、党代表選の臨時党大会で、蓮舫代表代行を1回目の投票で新代表に選出した。筆者は、蓮舫氏が都知事候補として名前が出た時には「何故に、台湾人に東京オリンピックを任せるのか」と考え、更に民進党の代表選に名前が出ると「民進党には、台湾…

北方領土交渉に期待してはならない

安倍首相とプーチン大統領は、9月2日に日ロ首脳会談を行い、12月15日にプーチンが首相の地元・山口県を訪れることで合意した。しかしながら、なぜ故か、今後の北方領土交渉に期待よりも不安を感じている。その理由は、ロシア側に北方領土返還への反対論が…

北海道高校ラグビー大会の“悪しきルール"

色々なことに関心を持って文章を作成していると、書くべきか否かで悩むことがある。今回取り上げるテーマも悩んだが、我が輩の正義感が勝り、書くことにした。 9月20日から旭川市で開催される北・北海道高校ラグビー大会の出場を目指して、8月24・25両日、…

陸上女子1万㍍の世界新記録を祝いたい

昨日のリオ五輪の陸上競技女子1万㍍で、アルマズ・アヤナ(エチオピア)が、従来の記録を23年ぶりに14秒余り更新する29分17秒45の驚異的な世界新記録を樹立して優勝した。我が輩は、五千㍍の途中経過が14分45秒前後であったので、その段階で“世界新記録樹立の…

ドーピング生んだプーチン統治

ロシアのドーピング問題では、新聞やテレビでプーチン体制の深層にまで触れた解説は少なかった。そうした中で、昨日の「産経新聞」に掲載された、北海道大学名誉教授・木村汎の見出し「ドーピング生んだプーチン統治」という記事は、見事にプーチン体制下で…

ドーピングと女子選手

まもなくリオ五輪が開幕するが、その直前にロシアのドーピング(禁止薬物使用)問題で、世界のスポーツ界が大揺れだ。既に、ロシア陸上チームは、国際陸上競技連盟の裁定で五輪への不参加が確定しているが、その他の競技種目に関しては、国際オリンピック委員…

習志野高校吹奏楽の応援を見て来た

昨日、千葉県野球場(千葉市)で開催された高校野球千葉県大会の準々決勝、習志野ー学館浦安戦を観戦してきた。はっきり言って、野球観戦よりも、習志野高校吹奏楽部を見に行ったのだ。 市立習志野高校の吹奏楽部は、吹奏楽コンクールやマーチングコンテストの…

吹奏楽×高校野球のコラボレーション

以前からブラバン応援曲には関心を持っていたところ、書店で新刊本「高校野球を100倍楽しむ!ブラバン甲子園大研究」(著者=梅津有希子、文芸春秋)を見つけたので、すぐに購入した。著者は、札幌白石高校時代に「全日本吹奏楽コンクール」に出場し、3年連…

陸上男子100㍍選手に対する杞憂?

いよいよ、来月の8月5日から21日までの間、リオデジャネイロ五輪が開催される。スポーツ好きの我が輩にとって、4年に一度の五輪は、目が離せない。特に、陸上と競泳は、絶対に目が離せない競技である。 そうした中で、楽しみにしている陸上男子100㍍決勝…

批評「レーニン対イギリス秘密情報部」

最近、新刊書「レーニン対イギリス秘密情報部」(原書房、3500円、432P)を、ようやく読み終わった。この書物を読んだ理由は、「週刊文春」(4月7日)の中で作家・立花隆が「本書を読むと読まないとで、世界の歴史の見方が一変することは間違いない。第一章と…

ロシア陸上競技選手のリオ五輪不可は当然のこと

組織的ドーピング疑惑が発覚したロシア陸上界に対し、国際陸上競技連盟の臨時理事会は17日、昨年11月から続く資格停止処分の継続を決めた。その結果、ロシアの陸上チームは、8月開催のリオデジャネイロ五輪に出場出来ないことが決定した。残念なことである…

「でんすけの徒然ブログ」が本になりました

遂に「でんすけの徒然ブログ」が本になりました。我が輩の文章をネットに載せてくれた友人(元新聞記者)が、2ヶ月前から編集作業に取り掛かり、本日自宅に郵送されてきた。当然のことであるが、自費出版である。本に掲載された文章は、今年3月末までである…

舛添都知事の辞職の根底には女性問題がある

東京都の舛添要一知事は、政治資金の公私混同疑惑で、ようやく来週の21日に辞職する。マスコミ各社は、決断の遅さに「辞職は遅きに失した」と報道したが、筆者も全く持って同感である。そして、前回の都知事選の際、舛添氏の女性問題が公になっていれば、当…

証券会社の営業マンに騙されるな!

昨年、利用している某証券会社の営業マンが代わり、毎日のように電話してくるので、以前に「月に1〜2回の電話にして下さい」と要望した。ところが、その後も週に2回くらいは電話があり、電話に出なければ、日3回も電話があるし、後から携帯電話の呼び出…

アイスホッケー日本代表の弱体化の背景

今、定期購読のアイスホッケー雑誌「ブレイクアウェイ」(89号、5月31日発行)を読み終えたので、久しぶりにアイスホッケーを取り上げる。雑誌の主要な内容は、4月末に開催されたアイスホッケー男子の「世界選手権ディビジョンⅠA(2部相当)」であるが、日本…