2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

吉村昭の名著「三陸海岸大津波」は読むべし

吾輩は、東京・荒川区の「吉村昭記念文学館」友の会会員であるので、冊子などが不定期で郵送されてくる。11月18日に郵送されてきたのは、開催中(10月16日〜12月15日)の企画展「吉村昭と東日本大震災〜未来へ伝えたい、震災の記録と人びとの声〜」の展示図録…

旧「シャクシャイン像」の建立の経緯

最近、千葉県柏市の古書店で「アイヌ民族抵抗史」(著者=新谷行、発行所=三一書房、1972年10月31日第1版第1刷発行)を購入した。著者の新谷氏(1932〜79年、北海道小平町生まれ、留萌高校・中央大学法学卒)は、アイヌの視点による“民族史"を見つめる…

アイヌと沖縄人は縄文人の末裔!

以前からアイヌと沖縄人は、縄文人の末裔ではないと言われてきたが、これを裏付ける記事が出てきた。それは、11月13日付「読売新聞」で、大見出しは「縄文人 宮古島まで移動?」である。 ◇ ー出土人骨に特徴/通説では交流なしー 沖縄県先島諸島・宮古島の長…

将来の北見〜札幌間の交通体系を憂う

ネットに注目する記事が掲載されていたので、また「北海道新聞オホーツク版」(11月9日付け)を地元の友人から送付してもらった。今回の記事の見出しは「北見ー札幌の都市間バス新規参入で2者競合」「コロナで乗客減また打撃/北見バス側が対抗策“消耗戦"危惧…

遠軽町「オホーツク文学館」の活用方

ネットを見ると「北海道新聞オホーツク版」(11月2日付け)に、遠軽町生田原に所在する「オホーツク文学館」のことが、見出しだけが掲載されていた。そこで、地元の友人から新聞記事を送付してもらったので、まずはその記事から紹介する。 ◇ ーオホーツク文学…

遠軽高校吹奏楽局の伝統継続を願って

今秋、久しぶりに遠軽高校吹奏楽局に楽器を寄贈(ユーフォニアムとトロンボーン)したところ、まずは校長先生から「『でんすけ3』のーJR北海道に支援が必要ーの論考の最後の件『北海道にとって、果たして鉄道を守る以上の公共事業はあるのか』に感銘を受け…

利根川沿いの布佐と布川及び柳田國男

最近、幕末の安政5年(1858)に出版された「利根川図志」(著者=医師・赤松宗旦〈本名・義知、1806〜62〉)を辿る、新刊書「利根川民俗誌 日本の原風景を歩く」(著者=元共同通信社記者・筒井功〈1944年高知市生まれ、上京後、松戸市、柏市、流山市…