2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

遠軽町の金山「旧北ノ王鉱山」は復活するのか

今年最後となる今回は、遠軽町生田原の金山「旧北ノ王鉱山」は復活するのか、というテーマで話を展開する。それでは、まず最初に12月23日付け「北海道新聞」の記事から紹介する。 ◇ ーゴールドラッシュ再び?遠軽・旧北ノ王鉱山で試掘 東京の業者、閉山後初…

遠軽町の地理的なあれこれ

久しぶりに北海道遠軽町の話題を取り上げる。今月21日、高規格道路「旭川紋別自動車道」(約130㌔の計画道路)の遠軽瀬戸瀬インターチェンジ(IC)〜遠軽IC間6・8㌔が開通したことで、遠軽市街地から北海道縦貫自動車道・比布までの98・5㌔がつながっ…

アジア・太平洋戦争の戦没者数とその実態

吾輩は、大作家・司馬遼太郎ではないが、「あまりにも先の戦争が悲惨であるので、目を逸らしてきた」というのが逸話ざる心境であった。だから、若い頃からアジア・太平洋戦争の戦記ものを読まずにいたが、最近「日本軍兵士ーアジア・太平洋戦争の現実」(著者…

JR北海道の置かれた立場を考える

昨日の「産経新聞」に、正論「持続可能な鉄道の未来考えたい」(青山学院大学教授・福井義高)という寄稿が掲載された。先ずは、寄稿の後半部分だけを紹介する。 ◇ ー時代変化と利用者以外の負担ー 鉄道は短距離では自動車の利便性に中長距離では飛行機のスピ…

中曽根元首相の歴史的な位置付け

中曽根康弘元首相が、11月29日に亡くなった。思い起こせば、吾輩の最も好きな首相だった。その理由は、立派な“国家観"や“歴史観"を持っていたことと、国語力が優れていたからだ。そのため、国語力がない吾輩には、一言一言が非常に勉強になった。 だから、大…

新刊書「反日種族主義」を読了して

日韓関係が、こじれるだけこじれたことを背景に、韓国で刊行(7月)されて以来、ベストセラーという新刊書「反日種族主義ー日韓危機の根源」(編著者=李栄薫、350頁)を発売(11月15日)すぐに購入した。そこで、日韓関係で最も懸案事項になっている「慰安婦」…