2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ペンス米副大統領の対中演説の歴史的意味

ペンス米副大統領は10月4日、米シンクタンクのハドソン研究所で約50分間、対中国政策についての演説を行ったが、この演説は第二次世界大戦後のチャーチルによる冷戦の始まりを告げる「鉄のカーテン演説」に譬えらるとの報道があった。それ以後、我が輩はこ…

安倍首相、日露平和条約締結を急いでいませんか

今月14日に、シンガポールで行われた日露首脳会談で、安倍首相とロシアのプーチン大統領は、1956年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約締結交渉を加速させることで合意した。このニュースを聞いた瞬間、怒りの文章を作成することを考えたが、ロシア専門家の…

近現代史における“革命" を考える

昨年10月14日に、江崎道朗氏の著書「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」を取り上げたが、今回は「日本占領と『敗戦革命』の危機」(PHP新書)を紹介する。この書物を読んだ理由は、伝えられている昭和二十年代前半の「共産主義革命」が、どのくらい現実性が…

不動産屋の地位は昔から変わらず?

最近、友人と会った際に、不動産屋の悪口を散々言ったところ、友人が「君と同じことを言っている記事を見た。帰宅したら、調べて連絡する」と言った。この日の夕方、その友人からFAXが送付され、その記事を見ると11月3日付けの「夕刊フジ」であった。そこに…

昔の北見北斗高ラグビー部は強かった

今回は、北海道随一のラグビー名門校・北見北斗高校が、何故に戦後間もない時期に強かったのか、を記す。同校ラグビー部は、昭和27、28、35、38年の高校ラグビー全国大会で準優勝4回を数え、今から考えるとよくも日本のハズレの高校が、ここまで強かったの…