2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

あの「三島事件」に付随した昔話

明日からいよいよ新しい時代、令和が始まるが、連休前に新刊書「三島由紀夫が復活する〈新書版〉」(著者=小室直樹、毎日ワイズ)を読了した。この書物を手に取った理由は、著者の小室(1932〜2010)が、ソ連崩壊を予言するなど、先見性や分析力が抜群で…

北海道の防衛を任務とする「北鎮の男たち」の物語

1カ月前に発売された月刊誌「WiLL」(5月号)に、元産経新聞ワシントン支局長・湯浅博の「卒寿が励ます『北鎮の男たち』」が掲載されている。そこには、名も知られていない“元自衛隊員"のことが記されていた。 ◇ 天気図で見る限り、3月上旬の北海道・大…

音威子府名物「駅そば店」が営業再開

ネットの北海道新聞(4月20日)を見ると、「音威子府名物 駅そば復活 『常盤軒』創業80年 25日から『ファンのため頑張る』」との見出しが目に飛び込んできた。そこで、この記事を紹介するが、音威子府駅は、かつては宗谷本線と天北線の分岐駅であったこと…

中朝国境の白頭山に大噴火の予兆?

最近ネットで、朝鮮問題専門家などが、北朝鮮と中国の国境に位置する「白頭山」(標高2744㍍)に大噴火の予兆があると警告している。吾輩などは、もう40年前から白頭山が活火山である以上、いつかは噴火すると見ていたので、ついにその時が来たかという心…

北見市の新カーリング場建設で思考したこと

吾輩は以前から、人口規模がほぼ同じの北見市(北海道)と我孫子市(千葉県)との財政状況を通して、北海道の自治体が如何に恵まれているかを記してきた。そして、何でもかんでも公共事業を批判する左翼勢力を批判してきた。けれど、今回の北見市の新カーリング…

北海道と高知県との深い繋がり

ネットで、北見市の日刊紙「経済の伝書鳩」(4月5日付け)を見たところ、北見市の「ピアソン記念館」を管理するNPO法人ピアソン会が、「ピアソン夫妻伝道旅行日誌」(千円、82ページ)を発行した。本の中身は、アメリカ人宣教師・ピアソンが、1909(明治…

JR北海道は毎年280億円の支援が必要

JR北海道は4月9日、北海道新幹線の札幌延伸初年度までの「長期経営ビジョン」(2019〜31年度)などを発表した。国は昨年7月、19、20年度にそれぞれ約200億円の支援を決めたが、その際、21年度以降も支援を受ける条件として、30年度までの長期経営ビジ…

「承久の乱」は日本史のターニングポイント

最近、新刊書「承久の乱ー日本史のターニングポイント」(著者=本郷和人・東大史料編纂所教授、文春新書)を読了し、1221年の「承久の乱」が日本史のターニングポイントであることがよくわかった。だが、吾輩はどうしても、郷土の勇士・平将門のことを思い…

天皇陛下の「真のご学友」はテレビには出ない

今年も新年度に突入するとともに、1日には政府から新元号「令和」の発表があった。そして、吾輩の自宅には、情報誌「選択」(4月号)が配達されてきたので、参考になる記事3本を紹介することにした。 ①天皇が心許した「真のご学友」の死ー沈黙を貫いた記者…