四冊目の「でんすけ4」が刊行

本日、4冊目の著書「でんすけ4」が刊行されて自宅に届いた。4冊目は、昨年7月から本年9月までネットに掲載した文章計88本で、厚さは320ページである。

表紙の写真は、北海道白老町アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」でのアイヌの“歌と踊り"で、裏表紙は北海道遠軽町児童自立支援施設北海道家庭学校」の礼拝堂(大正8年建設)である。

最初のページは「はじめに」(2ページ)で、続いてグラビア写真である。

遠軽高校校歌の作曲家・大中寅二の顔写真

○「北海道家庭学校」の創設者・留岡幸助のパネル(家庭学校所属)

○ロシアの将軍の名を付した「ステッセルのピアノ」(家庭学校所蔵)

○北海道上富良野町から見た「十勝岳連峰」(本年10月27日撮影)

○北海道美瑛町の「青い池」(本年10月27日撮影)

○北海道滝上町の「和ハッカ」の写真6枚(8、9ページ)

という構成で、和ハッカの写真は滝上町商工観光課が提供したものであるが、それ以外の写真は全て吾輩が撮影したものである。自分でいうのもなんですが、素晴らしい写真が掲載できた。

正直に言えば、3冊目の本の構成が良かったので、これ以上の本は出版できないと考えていた。しかしながら、今回の構成に関しては、多くの人たちの協力もあり、前回に劣らない本になった。その意味では、協力してくれた関係者には感謝しかない。

さて、送り先であるが、まずは遠軽高校の教職員全員(全日47名、定時9名、事務5名)に贈りたいと考え、既に教頭先生に連絡を入れている。これまでは後輩を通じて、10冊程度を高校関係者に贈っていたが、4冊目はグラビア写真に大中寅二の顔写真を掲載したので全員に贈ることにした。それに関しては、教職員は7年前後で異動すると聞くし、出身地も東京都、出身高校も「函館ラサール」「京都成章」「北見北斗」なので、遠軽高校を離れる際には“いい記念品"になると考えたからだ。

そのほか、大中寅二の写真入手に協力してくれた「霊南坂教会」(都内・港区)や、「北海道家庭学校」の関係者にも贈らなけならない。そのため、今回は多めに印刷したが、受け取った関係者が喜んでくれれば、これ以上の喜びはない。

その他のメル友も無くなることはないので、いずれ渡せると思います。ご安心下さい。