東京オリンピックと新聞休刊日

九州旅行シリーズの前に、9月9日(月)の新聞休刊日について書く。本年最大・最高のニュースは、9月8日(日)午前5時発表の“2020年東京オリンピック決定"であろう。ところが、翌9日は新聞休刊日であったので、新聞はその日の夕刊で報道することなった。

ところが、夕刊のない地域や夕刊のない新聞は、10日(火)の朝刊で報道した。私も10日の朝、熊本のホテルで産経新聞を見たが、一面見出しは「2020年東京へ」であり、気持ちの中で「何日前のニュースだ」と多少怒りを感じた。

更に、1日遅れの報道になった事で、東京オリンピック決定と“レスリング存続決定"のニュースが、同じ紙面で報道する事になった。本来は、レスリング存続のニュースは、1日遅れのIОС総会で決定されたので、一面の大見出しは2日連続になったはずだ。1回だけの大見出しで終わってしました。後世の人は、新聞の縮刷版を見た時、同じ日の総会で“2つの決定"がなされたと思うかもしれない。

どうも、新聞休刊日は、年初から決められているようで、また、全国の地方新聞も全社参加しているようだ。新聞大好きの私としては、休刊日を翌週にずらすとか、土曜日の代わりに日曜日に夕刊を配達するとか、色々な方法があったはずだ。今回の新聞社の対応には、大いに不満を持っている。