朝日新聞1面にびっくり

 朝起きて、朝日新聞を見てびっくりした。一面トップ記事に、例の湧別町で娘を抱いて亡くなった父親の話し。2~3週間前の週刊誌などでも大きく取り上げられており、この事件が今後全国記事になる事はないと感じていた。

  地元では、なぜ湧別町の消防団ではなく、遠軽町の消防団が発見したのか、などなど今でも問題になっているようだ。今までの報道では、母親は病気で亡くなったと伝えられている。しかし、地元の友人の話しでは、母親の死には色々な背景があるようだ。当然、朝日新聞の記者も知っているはず。天下の朝日新聞が、今頃一面トップ記事にした理由を知りたい。社会面に掲載すれば良いではないか、皆さんの見解は…。

 夕方、朝日新聞の読者の声を聞く部署に電話をして、担当者と約10分間話しをした。新聞社に電話をして、これだけ長く話しが出来る事は少ないと思う。

私と担当者との対話を再現してみると、

私ー今日の一面トップ記事には驚いた。どうして、一面記事になったのか?

担ーあなたの他からも電話がきています。

私ーそうでしょうね。これはセンスの問題で、編集局長の責任問題に発展するのではないですか。

担ー当新聞の場合、毎日編集長が代わり、朝日新聞という活字の下に名前が書かれています。(後から確認したところ、確かに「本日の編集長=中村史郎」と記載されていた)

私ー毎日編集長が代わるのですか。

担ーそうです。ですから、今日の編集長は、最近幼児虐待や体罰問題が多いので、人間に対する温かみのある記事を一面にしたと思います。それでも駄目ですか。

私ーなるほど、それなりの理由があるのですね。しかし、既に北海道新聞が取り上げており、インターネットでも紹介されている。昨日も友人と北朝鮮情勢について、意見交換するくらい日本を取り巻く情勢は緊迫している。どうも朝日新聞は、依然として平和ボケしていると思う。

担ーわかりました。伝えておきます。居住地と年齢を教えて下さいー

 まだまだ対話をしたが、このくらいにする。最後に居住地と年齢の事を書いたが、これが重要なのだ。過去の経験から、最後にこの二つを聞かれると、意見は社内に伝達されるのだ。ヒマ人でも、国家の安寧を願って、出来る事があるのだ。