2014-01-01から1年間の記事一覧

最後の国立競技場を見学してきた

一昨日の金曜日、野暮用で都内に出掛けることになった。そこで、取り壊し前の国立競技場を見ておこうと考え、カメラを持参して出掛けた。 午後1時10分ころ、国立競技場の入口に到着したところ、何やら約50人の行列が出来ている。行列の前方には「ツアー受付…

農協と農林水産省を解体すべき、との著書が出版!

最近出版された「農協解体」(著者=山下一仁・経済産業研究所上席研究員)を読んだ。著者は、1955年生まれで、77年に東大法学部を卒業して、同年農林省に入省しているので、全てストレート。相当に優秀な人物であるにも関わらず、2008年に農村振興局次長で退職…

江戸時代の「ウナギ道」のお話し

一昨日、柏市の「手賀沼と松ヶ崎の歴史を守る会」主催の歴史講演会に参加した。講師は、相原正義先生(78歳、元北海道教育大学教授、中央学院大学講師)で、演題は「手賀沼地域の農業と漁業と人々の暮らし」であった。色々と面白い話しがあったが、今回は“ウナ…

北・北海道の高校ラグビー界の現状

今回は、北・北海道の高校ラグビー界の現状を紹介する。4月末になって、今年度の新入部員数が確定したが、それは遠軽、北見北斗、富良野、旭川工、旭川龍谷の指導熱心な監督たちのブログのお陰である。 まずは、花園4年連続出場の遠軽が12人、更に北見北斗…

北海道新幹線の新駅名はいまだ決まらず!

昨日、2016年3月開業予定の北海道新幹線「新函館(仮称)駅」の名称をめぐる問題で、函館・北斗両市の市長及び市議会の正副議長による3回目の協議を行った。協議後、双方は「どの名前でも真摯に受け入れる」「決定権はJR北海道にある」として、新駅名の決定…

北見市と我孫子市との予算を比較して

日本の財政状況が危機的である中で、歳出削減は喫緊の課題である。そこで、地方自治体の比較対象として、オホーツク地方の中心都市・北見市と千葉県我孫子市の一般会計予算の実体を紹介したい。 以前から北見市(12・2万人)と我孫子市(13・3万人)は、ほぼ人口…

昨日のボクシングWBC ダブル世界戦について

今日、朝刊を読んでいたら前日に実施された「ボクシングWBCダブル戦」の記事が、スポーツ覧一面に掲載されていた。この時間、私は東京駅地下街で、友人二人と飲食していた。それほど、ボクシングの世界タイトル戦に関心がなくなった。何故か。それはボクシン…

訂正・遠軽高校の心配事

3日前、「遠軽高校の心配事」との題名で文章を書いた。ところが昨日、地元・滝上町の友人から同日付けの「北海道新聞」オホーツク版が、FAXで送られてきた。 見出しは「遠軽高『単位制』1期生が健闘ー国公立大に現役合格30人」であった。これは“まずい"と…

消費税率を上げても国の借金は一向に減らず

いよいよ消費税率が、1日から5%から8%に上がり、法律通りなら来年10月には10%に上がる。しかしながら、この程度の増税では、国の借金は一向に減らない。日本の財政状況は、そんなに甘い状態ではないのだ。 先ず最初に、悲惨な状況を確認。国債や借入金…

遠軽高校の心配事

いよいよ4月、新学期が始まる。先日、地元の友人から「遠軽高校は、旧制中学からの伝統校であるが、年々学力が低下している。町民も“これでは町も衰退する"と心配している。早急に高校内に改革委員会を設置すべし」とのメールがきた。 そこで図書館で、週刊…

北朝鮮の人口問題

今月18日の朝日新聞の特集記事で、北朝鮮の人口を見て驚いてしまった。何故なら、北朝鮮の人口が約2445万人と掲載されていたからだ。 そして、思い出した。1ヵ月前、あるテレビ局で北朝鮮専門家が「最近、北朝鮮の農業生産量が上がってきたので、それほど穀…

緊迫するウクライナ情勢

ウクライナ情勢が緊迫している。現在進行中のロシア軍による現状変更は、今後、大きな歴史的な変動を起こす気がする。まずは、クリミア半島(人口約200万人、うちタタール人約24万人)の歴史を眺めてみる。 元々は15世紀に成立したクリミア・ハン国の子孫・タ…

映画「北朝鮮強制収容所に生まれて」の主人公について

3月1日から東京・渋谷で、映画「北朝鮮強制収容所に生まれて」が上映されている。映画鑑賞の前に原作本「北朝鮮14号管理所からの脱出」(著者=ブレイン・ハーデン、白水社、1900円)を購入・読了したので、悲惨な内容を紹介したい。 ○主人公・申東赫(シン・ド…

新聞業界の由々しき問題

4日前、購読している読売新聞の集金人が来た。私が「現在、朝・夕刊セットで購読している世帯、朝刊だけの世帯、割合はどうなっていますか」と尋ねたところ、集金人は「うちの販売店では、朝・夕刊セットの世帯は、朝刊だけ世帯よりだいぶ少ないです。自分…

冬季オリンピック、これでいいのか?

この2週間、連日ソチ五輪をテレビ観戦した。堪能すると共に、なんと“くだらない種目が増えてきたことか"と感じた。 冬季五輪の種目数は、1924年の第1回シャモニー大会14、72年の札幌大会35、98年の長野大会68、前回のバンクーバー大会86、そしてソチ大会は…

浅田真央の失敗演技

今日、行き着けの書店で週刊誌を購入。支払いの際、「浅田真央は残念だったね」と声を掛けたところ、女性店員は「夜遅くまで見なければ良かった」とポツリ。顔を見ると、目が多少赤くなっていた。 昨夜は、夜遅くまでフィギュアスケートをテレビ観戦した人が…

北朝鮮問題のあれこれ

一昨日、約2時間にわたって北朝鮮問題のセミナーが開催された。講師は、著名な新聞記者と経済専門家の二人で、参加者は外国からロシア、中国、北朝鮮の大使館員やマスコミ関係者、日本から新聞記者や北朝鮮研究者など約30人。 講師の主な発言を箇条書きにす…

続・高校アイスホッケー大会

やっぱり、全国高校アイスホッケー選手権のテレビ放送はなかった。更に、朝日・読売両新聞も、準決勝と決勝の結果だけを掲載するに留まった。この報道姿勢は、“公平公正"を謳う報道機関のやることではない。 私は、元々スポーツ好きであるが、アイスホッケー…

高校アイスホッケー大会

いやはや、ビックリ仰天。今、ネットで高校アイスホッケー競技選手権大会(八戸市)の2回戦の結果を見たところ、優勝候補ナンバーワンの駒沢苫小牧高校が、北海道清水高校に5−4で敗れた。それも延長戦の激闘の結果である。 これが野球やサッカーであれば、…

日本のアイスホッケーの現状を憂いて

全国高校アイスホッケー競技選手権大会(八戸市)の決勝が、1月24日に行われる。と伝えても、誰も関心を示さない。それは、新聞やテレビが、アイスホッケーの記事を掲載しないからである。 実は、20年くらい前までは、NHK教育テレビで決勝戦を放送していた。…

素晴らしい新国立競技場の建設を願う

昨年6月、高校生の桐生選手が“日本人初の100㍍10秒突破なるか"と注目された際、私は“国立競技場は向かい風が多いので無理であろう"との文章を書いた。その後、2020年の東京オリンピック開催が決定し、新たな国立競技場の建設(解体費67億円を含め1462億…