日本人は、お金の話しをどんどんするべきだ

今年4月11日に「日本人は、もう少しお金の知識を持つべきだ」という題名で、文章を作成した。ところが、8月3日発売の「週刊ダイヤモンド」で、弁護士・山口真由(32歳、札幌市出身)が、我が輩と同じな発言をしていた。

最初に彼女のインタビュー記事を掲載するが、同人は東大を首席で卒業し、財務省に入省。2008年に退官し、弁護士で活動して、15年夏からハーバード大学ロースクールに留学とのこと。

○今、ビジネスの弁護士をやっていて、資本主義は、欧米の価値観でできていると痛感します。私自身、お金の話を声高にするのはものすごく抵抗があります。ところが、欧米の人はどんなディールであってもお金にドライで、「この報酬ではこの仕事はできない」と主張するのも恥ずかしくないんですよね。私は「報酬が足りない」なんて、恥ずかしいと思って言えません。徹底して資本主義について学びたいんです。

○忘れてはいけないのは、資本主義において争いの9割方はお金で解決するということです。感情で「お金じゃない」と強調することは、問題の解決を遠ざけてしまう。

○お金に対する考え方は、大学でも、財務省でも習うことがありませんでした。基本的には、親から習ったことが全てです。

○お金について交渉することが恥ではない、と知ったのは企業法務を取り扱い始めてからです。ですので、家族でも、お金の話をもっとすべきだと思います。

以上の記事を読んで、やっぱり我が輩と同じような考え方をする人がいるものだと感じた。そうです、日本人は、どんどんお金の話しをして、金融の知識を吸収するべきです。そして、欧米諸国の人々に負けない生活をして欲しい。何も、世界の富を欧米諸国などに蓄積させることはないのです。