連休中、金沢市に行って来ました!

この連休中、35年振りに金沢市(6日)を訪れた。金沢市では、観光名所である兼六園金沢城公園、近江町市場、主計町茶屋街などを訪れた。

どの観光地も、観光客でにぎわっていたが、特に近江町市場の寿司屋(約4軒)は、どの店も20〜30人くらい並んでおり、とてもでないが並んでまでして食べる気がしなかった。だから、近江町市場での昼食は諦めた。

近江町市場は、約100㍍の商店街が、十字路で交わる市場であった。そして、どの店も整然と生鮮食品が並び、とても清潔感を受けた。はっきり言って、これほど大きな市場だとは思わなかった。

次ぎは、我が輩の提案である。金沢城の中には、長さ約150㍍、幅約70㍍くらいの「新丸広場」という、芝が一面覆われた広場があった。あの広場、ただの広場ではもったいないので、中高生のサッカーやラグビーの大会に利用出来ないものかと思った。2つの競技普及という面もあるが、市内中心部にあれだけの広場があることは、何ともいえない魅力がある。是非とも大会を開催できる広場して欲しい。でも、ボールが外部に飛び出さない対策はお忘れなく。

また、金沢市の観光地は、金沢駅から1〜3㌔の近距離に所在しているので、その面では、観光地としては恵まれている。しかしながら、なんとなく物足りなさを感じた。そう、路面電車を見かけないのだ。200年前の文化はあるが、100年前の文化がない。もう少し、騒がしい文化があっても良いと感じた。その意味で、市内中心部に路面電車があれば、なおさら魅力的な都市になるのではないか。

帰宅後、ネットで金沢市路面電車を調べたところ、1967年(昭42)2月11日全線廃止になっていた。金沢市のような城下町には、路面電車が似合うで、残念無念である。北陸3県には、富山市福井市のほか、高岡市にも路面電車が現存していることも知った。是非とも金沢市路面電車を復活させて貰いたいものである。

いずれにしても、金沢市は日本海側No.1の観光都市として、ますます発展するであろう。これまでは、新潟市が新幹線のお陰で、日本海側のNo.1都市として君臨してきたが、今後は金沢市も経済的な重要都市として浮上してくるであろう。

ところで、乗車したタクシーの運転手が言っていた。

「今年の連休は、昨年の3倍の観光客が来た感じだ。だが、私のような会社員運転手は、仕事が増えるだけで、収入がそれほど増えるわけではない。会社の経営者は、どうしても利益率を考えるので、今後ますます運転手の負担が増すと思う。金沢市は、これまでも、それなりにお客さんが来たので、我々としては観光客が増えることは、それほど嬉しいことではない。こんなこと、言ってはならないが…」

という訳で、金沢市の市民が、全て観光客の増加を歓迎しているわけではないことを紹介して、金沢市観光の報告を終了します。