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体罰一考

 大学時、一時「教職」の授業に出席したが、その際、東京教育大学を定年退職し、母校に職を得た70歳前後の教授が「体罰は絶対に良くない。ちょっとした体罰も良くない。何故なら、人を打つ時、人間は必ず感情が入る。感情が入る体罰には愛がない」と教えていた。それ以来の40年間、その教授の教えをたまに思い出して過ごしてきた。はっきり言って、私の頭の中では体罰の良し悪しの結論が出ている訳ではない。最近、伊吹・衆院議長が講演で「体罰なくして、子供の教育は出来ない」旨述べた事が記事になっていたが、それも正論であろう。
体罰と犯罪の違いは、私なりに考えると、①身体に後遺症が残る②ケガで自宅待機③精神的に追い詰められて自分の身体を傷つけるーなどだ。これを当てはめると、桜宮高校バスケット部監督は逮捕するべきだと考えている。更に別のテーマ、五輪からのレスリング除外問題。東京新聞社説が、私が吠えたかった事を全て書いている。「テレビ向きかどうか」「見栄のよさ」が重視され、「伝統や歴史もかえりみず、ショーアップやテレビ映りばかりが優先されるようになれば、スポーツの祭典としての本来の趣旨がゆがんでしまう」旨訴えている。素晴らしい社説だ!私は最初に近代五種を追放すべきだと考えている。

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