書評「コミンテルンの謀略と日本の敗北」

最近、新刊本「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」(著者=江崎道朗、PHP新書)を読了した。著者の狙いは、ソ連・コミンテルン(共産主義インターナショナル)が世界各国に「工作員」を送り込み、それぞれの国のマスコミや対外政策に大きな影響を与えたことを証明…

高英姫とその娘・与正のスウェーデン旅行を報道した産経新聞

北朝鮮の朝鮮労働党は7日、金正恩党委員長らが出席して中央委員会総会を開催した。その際、正恩の妹で党宣伝扇動副部長とされる金与正(キム・ヨジョン)が党政治局候補に選ばれた。 すぐさま、コリア・レポート編集長の辺真一氏は、ネットに「金正恩委員長が…

改めて新幹線札幌駅のホーム問題

昨年4月に、「あきれた札幌駅新幹線ホーム問題」という文章を作成した。その後の一年半、ますますあきれた動きを示しているので、時間を追って紹介したい。 先ずは、北海道新幹線の札幌駅ホームをめぐっては、今の札幌駅の1、2番線に新幹線が乗り入れる案…

「毎月分配型」投信の実態を知っていますか

以前から薄々感じていたことであるが、これほど「毎月分配型」投信が酷い商品とは知らなかった。先ずは、最近発売の週刊誌「週刊ダイヤモンド」(9月23日号)の記事から紹介する。 ◇ <森長官の逆鱗に触れて撃沈ー資金流出に転じた毎月分配型> 運用収益の一部…

桐生選手の日本新記録「9秒98 」を考える

陸上競技ファンであるので、昨日の桐生祥秀選手の「9秒98」には驚いた。何故なら、前日の準決勝の記録も悪く、世界陸上以後の体調も万全ではないと伝えられていたからだ。だから、陸上男子百㍍で日本勢初の9秒台である「9秒98」を樹立したことに驚いたの…

過激派の内ゲバ犠牲者数は113人

筆者は、以前から過激派の内ゲバで亡くなった人数に関心があった。そんな中、古本屋で「検証 内ゲバ〔PART2]」(発行=2003年1月31日、著書=いいだもも、藏田計成ほか、発行=社会批評社)という本を見つけ購入した。先ずは、内ゲバの犠牲者数を解説した文…

全国紙の発行部数は想像以上の水増し

先月発売の月刊誌「文芸春秋」(8月号)に、「新聞は『対読売一強』で大再編せよ」という記事が掲載されている。本稿を記すのは、現役の新聞社幹部とOBで構成される有志集団「プロジェクトP」で、販売店、ネット時代、新聞経営者、不動産経営などの問題点…

沖縄戦で散った宇都宮市出身の教育者・内田文彦

8月10日付けの「下野新聞」が、「沖縄戦でひめゆり学徒隊を率い、多くの教え子と共に26歳の若さで戦場に散った宇都宮市出身の教員・内田文彦(1919〜45年)を顕彰しようと、郷土史家・塚田保美さん(85)が『沖縄からの手紙』を自費出版した」という記事を掲載…

非正規教員の多さは放置できない

読売新聞は、8月19日付けと6月27日付けで、公立小中学校の非正規教員の多さと、給与の低さを大きく報道した。筆者も、この現実を見過ごせないので、文章を作成することにした。先ずは、非正規教員の実態を紹介したい。 ○全国の教員定数は58万1357人(16年度…

荒井退造の記念討論会の開催状況

7月30日午後1時から5時半までの間、宇都宮市立南図書館で、荒井退造(元沖縄県警察部長)の功績を学ぶ「討論会」が開催された。討論会のテーマは「退造の生きざまから、何を学ぶべきか」で、退造と島田叡(元沖縄県知事)の二人の顕彰に取り組む沖縄、栃木と…

劉暁波の魂は永遠に生き続ける

連日の暑さで、文章を作成する気力も失せている。東京では、7月の31日間のうち、最高気温が30度を超える日が29日との予報があり、これから本番の暑さに心配になってきた。しかしながら、7月13日に中国の偉大な人物・劉暁波(61歳)が、中国共産党に殺された…

栃木の偉人・荒井退造のその後

筆者は一昨年、沖縄戦時の沖縄県警察部長・荒井退造について、4〜5回にわたって紹介した。その後、沖縄県糸満市の「摩文任(まぶに)の丘」に所在する荒井退造の「終焉之地」碑には、栃木県知事や県会議長が参拝(2015年10月27日)したり、県内の高校生が研修…

数値から見えた老化現象の速度

今月も定期購読の情報誌「選択」を読み終えた。その中で、「小さくなっていく日本人」(著者=米国在住内科医・大西睦子)が勉強になったので、紹介することにした。先ずは、少し長くなるが、一部を抜粋したい。 ○日本人の平均身長は、1960年代初期に生まれた世…

旭川市をもっと重視したい

6月27日の深夜、NHKBS1の番組・北海道スペシャル「“鉄路縮小"の衝撃〜どう守る北海道の公共交通〜」(昨年12月末、北海道で放送された1時間15分間番組)を観た。番組では、昨年11月、JR北海道が「当社単独では維持困難」とする路線を取り上げ、廃止すると「…

JR北海道の“夢ある" 将来ビジョン

今回、再びJR北海道を取り上げる。なぜなら、昨日発売の「鉄道ジャーナル」(8月号)に、注目すべき記事が掲載されていたからだ。 今月号は、JR北海道の“特集"ということで、昨年11月に「当社単独では維持することが困難」と公表した根室本線(根室〜釧路)、釧…

JR北海道の現状と改革案

筆者は、大の鉄道好きかもしれない。だからこそ、都内の書店で「全国鉄道事情大研究ー北海道篇」(著者・川島令三、2017年4月19日発行)という新刊を見つけると、迷わず購入してしまう。川島氏の著書は、以前に数冊読んでいるが、その知識の豊富さと、鉄道路…

ラグビー合宿の聖地・網走市

今回は、ラグビー合宿の聖地・網走市を取り上げる。網走市は1987年、地域経済の活性化策としてラグビー合宿を本格化、89年に当時は珍しかった天然芝グランド(7面)を造成したことを機に、日本代表を含む国内一線級のチームらが毎年、合宿するようになった。 …

今こそ「宇都宮アリーナ」の新築を!

バスケットボール男子のプロリーグ「Bリーグ」の決勝が5月27日、東京・国立代々木競技場で開催(入場者1万144人)され、栃木ブレックスが川崎ブレイブサンダースを85-79で破り、初代王者に輝いた。この事実を知って、筆者は「今こそ、『宇都宮アリーナ』を…

横綱稀勢の里の出身地をどう考えるのか

横綱・稀勢の里が、夏場所11日目から休場して、寂しい場所になった。そんな中、今回取り上げるのは、横綱の出身地は“どうあるべきか"というテーマである。今年1月の初場所後、稀勢の里の横綱昇進が決定すると、テレビ局が本人の出身地を巡って、茨城県の牛…

新撰組の故郷・日野市の今昔物語

今年の連休は、新撰組の故郷・日野市を訪れた。最初に向かったのは、土方歳三の銅像が建立されている「高幡不動尊」で、それはそれは立派な銅像であった。銅像近くで小冊子を購入(200円)したが、この中に銅像建立の経緯などが書かれているので紹介したい。 ◇…

高校総体出場選手の削減に向けて

昨年の4月6日、経費削減を目的に題名「高校総体の規模は縮小すべき」という文章を作成した。そうした中で、今月発売の月刊誌「月刊陸上競技」(6月号)が、筆者の見解を補足する記事を掲載した。題名は「インターハイ地区大会『突破記録』一覧<過去3年間の…

森金融庁長官の素晴らしい基調講演

前回、金融庁の森信親長官の講演内容を紹介した。その後、ネットで金融庁を見たところ、さらに別の講演内容が掲載されていた。そこで、ある友人に話したところ、「それほど素晴らしい講演内容であれば、紹介するべきだ」とのアドバイスを受け、この講演内容…

金融庁の森長官の講演内容に納得したが…

昨日の「読売新聞」に、金融庁の森信親長官の講演内容が載っていた。筆者は、それほど金融政策に詳しい訳ではないが、講演内容に納得してしまった。 例えば、家計が保有する金融資産約1800兆円の半分超が、現預金として滞留しているので、現状を打開する…

北朝鮮情勢と石油事情

北朝鮮情勢が緊迫している。トランプ米政権は、軍事行使を選択肢に含む牽制の動きを続けると同時に、中国に対しては対北制裁の強化を迫っている。特に、原油・石油製品に関しては、中国が北朝鮮の輸入量のほとんどを担っているだけに、その動向が注目されて…

苫小牧と大洗間のフェリーに対する要望

北海道旅行では、乗用車を利用するとバラエティーに富んだ観光コースが設定できて、それなりの旅行目的を達成出来る。それに応えるべく、商船三井フェリーが、苫小牧と大洗を結ぶ航路に、「さんふらわあ ふらの」を今月13日に就航させるという。我が輩は、昔…

何故に「基礎的自治体」の“降格" がないのか

筆者は、以前から何故に「基礎的自治体」の“降格"がないのか、甚だ疑問に思っていた。そんな中、図書館で月刊誌「地方自治」(3月号)を読んでいると、参考になる文章を発見した。その文章の作成者は、慶応大学法学部教授・大屋雄裕で、題名は「ラベルとして…

北朝鮮情勢の現実を直視せよ

北朝鮮問題に関心を持っている以上、3月上旬から何らかの文章を作成したいと考えてきたが、どのような内容にしたら良いのかを思考していたら、4月の月末になった。つまり筆者は、毎年2〜4月に行われる米韓合同軍事演習中の4月15日の故金日成主席誕生日…

「吉村昭記念文学館」がオープン

「戦艦武蔵」「関東大震災」「ポーツマスの旗」「桜田門外ノ変」「高熱隧道」「闇を裂く道」「ふぉん・しいほるとの娘」「長英逃亡」「生麦事件」「大黒屋光太夫」などの作品で知られる作家・吉村昭(1927〜2006)の足跡を展示する「吉村昭記念文学館」が、3…

遠軽高校ラグビー部に栄光あれ!

例年4月1日は“人事の季節"で、嬉しいこともあり、寂しいこともある。筆者にとっての今年は、実に寂しい季節になった。何故なら、遠軽高校ラグビー部の監督と部長が、異動になるからである。 特に監督は、遠軽高校在職17年で、ラグビー部監督は14年であった…

JR北海道の問題点と対策

道内の鉄道網のあり方を検討してきた道の「鉄道ワーキングチーム」(座長=岸邦宏・北大准教授)は、2月7日に「将来を見据えた北海道の鉄道網のあり方について」という報告書を発表した。具体的な線区は挙げていないが、北見・網走を中核都市群と位置づけて“…