規模の小さな自治体に議会は必要か

最近、新刊「地方議員は必要かー3万2千人の大アンケート」(著者=NHKスペシャル取材班、文春新書)を読了したので、久しぶりに地方議会を取り上げる。吾輩は、以前から地方議会の存在価値、議員の質、そして膨大な議会費(全地方議会費4000億円)を問題…

ゴルジエフスキーのモスクワ脱出劇場

あまりにも面白く、そして“ハラハラ、ドキドキ"した新刊「KGBの男ー冷戦史上最大の二重スパイ」(著者=ベン・マッキンタイアー、中央公論新社)を読了した。冷戦期の1985年7月20日、英情報局秘密情報部(M16)の二重スパイとなり、英国に亡命した元ソ連…

横田めぐみさんの父・滋氏の死去を受けて

北朝鮮に拉致(1977年11月)された横田めぐみさん(当時13歳)の父で、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(97年結成)の前代表・横田滋氏が、6月5日に死去(87歳)した。その死去を受けて、購読の朝日・読売・産経各紙を読んだが、6月7日付「産経新聞」…

遠軽町の楽曲「ああ・サンヒルパーク」を宜しく!

音楽的才能がない吾輩が、またまた“音楽"の話題を取り上げる。 5月28日(木)夕方、北海道遠軽町役場のホームページを見ると、動画投稿サイト「ユーチューブ」で、太陽の丘えんがる公園の「芝ざくら」を配信していた。さっそく動画(3分52秒)を見たところ、令…

香港市民が中国共産党と闘う歌「民衆の歌」

吾輩は、以前から中国共産党独裁体制は、いずれ崩壊すると記してきた。そういう中で、香港では中国国歌への侮辱行為を禁じる「国歌条例案」の本格審議が5月27日、立法会(議会)で始まった。また、中国・北京で開催中の全国人民代表大会(全人代=国会)では、香…

全国の地域紙は生き残ってほしい

5月14日深夜の番組、NHKBS1の「四国推し!街の新聞の最後の日々」を観て、さっそく街の小さなニュースを伝えている地域紙の現状を知りたく、書名「新聞のある町ー地域ジャーナリズム」(著者=四方洋・元「サンデー毎日」編集長、発行=2015年7月15日…

松浦武四郎の「渚滑川」探訪記が現代語訳に

5月13日の朝方、同日付けの「北海道新聞」オホーツク版が、遠軽町の後輩からFAXで送付されてきた。見てみると、見出し「武四郎の渚滑探索現代語訳にー子どもにも読みやすく」というもので、まずはその記事から紹介する。 ◇ 【滝上】江戸末期に道内を探索…

稲田検事総長の“胸の内"

(本日の昼前、友人10人にこの文章を送付して、見解を尋ねてみた。その理由は、検察庁法改正案は非常に重要な法案であるとともに、これまでの形式と違う文面であるので、これまで努力してきた“品のある文章"に傷を付けると考えたからだ。しかしながら、このよ…

日韓関係を考える上で抑えておきたい朝鮮半島の過去

韓国の野党・保守派が、文在寅大統領の何に怒っているのかを知りたくて、新刊書「元韓国陸軍大佐の反日への最後通告」(著者=池萬元〈1942年生まれ〉、江原道出身)を読了したが、最も勉強になったことは、19世紀に欧米人や日本人、そして内国人が見た朝鮮…

ロシアの「歴史歪曲」を許さない欧米諸国

ロシアは5月9日、旧ソ連の対ドイツ戦勝75周年の式典を開き、ロシア軍機による航空パレードを全国47都市で行った。一方の欧米諸国は、第2次世界大戦に対する見方が、ロシアと全く違うという観点からの「共同声明」を発表した。そのあたりを、5月8日付け…

昭和一桁世代が体験した学制改革

父親が昭和一桁世代(8年7日間)であることから、以前から終戦後の学制改革に関心を持っていた。そういうことで、古本屋で書名「旧制高校物語」(著者=秦郁彦、平成15年12月20日第1刷発行、文春新書)を購入したところ、コンパクトに学制改革を説明する部分が…

大作家・吉村昭の最後の手紙

吾輩は「吉村昭研究会」(桑原文明会長)の会報定期購読者であるので、4月30日に「吉村昭研究第50号」が郵送で届いた。さっそく読んでみると、桑原会長の原稿の中に、新潮社で吉村昭(以下、敬称略)の担当者・栗原正哉が記した「吉村昭さんからの手紙」(新潮社…

新型コロナに対する中国共産党の対外工作活動

本日の「産経新聞」と「読売新聞」を読んで、面白いことを発見した。まずは、産経新聞の「産経抄」から紹介する。 ◇ 中国外交について、老獪だのしたたかだのと高く評価する人がいるのが、ずっと疑問だった。共産党一党独裁の国だから上意下達が徹底している…

千島海溝の巨大地震の発生は切迫している

新型コロナウイルス禍の来襲で、皆さんも同じと思うが、吾輩も日々緊張感が続いている。その影響で、気力も体調も低調で、さらに米疾病対策センター(CDC)の所長が「次の冬にウイルスが襲う可能性がある。そうなれば、今よりもかなり困難な状況になる」旨…

消えない中国・武漢ウイルス研究所への新型コロナ疑惑

新型コロナウイルスと世界が闘う中で、新型コロナは武漢市の市場のコウモリからヒトに伝染したことになっているが、米国では市場近くの感染症関連の研究所から病菌が漏れたとの疑念が強い。そうした見方の背景には、絶対に知っておくべき事件が旧ソ連で起き…

渚滑川を新たな観光資源としたい紋別市と滝上町

昨夜、新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を出した中であるが、最近の「北海道新聞」オホーツク版は、吾輩の関心事を取り上げている。今回は、4月7日付けの見出し「渚滑川下り注目のレジャーにー『水質抜群』観光に生かす」(紋別…

全日本吹奏楽連盟の不正会計の結末は

全日本吹奏楽連盟は1月27日、事務局長と次長を約1億5千万円の横領で解任した。その報道を受けてネットを見ると、吹奏楽に関心ある人たちが「事務局長と次長の名前が発表されていない」と書き込んでいた。ほどなく、事務局長の名前が書き込まれたが、その…

島田叡と荒井退造の映画製作がクランクイン

久しぶりに、荒井退造(以下、敬称略)のことを書くが、今回は20万人以上が犠牲となった沖縄戦当時の島田叡・沖縄県知事と、荒井退造・県警察部長を軸に描く映画「島守の塔」(五十嵐匠監督)が製作されるからだ。吾輩は2017年7月9日に、題名「栃木の偉人…

遠軽高校の部活動の縮小とオホーツク地域の実情

今年も4月から新年度が始まるが、遠軽高校を始めとするオホーツク地域の高校は、どこも少子化による生徒減少で悩んでいる。ということで、3月17日付け「北海道新聞」オホーツク版の、見出し「高校部活動 縮小進むー遠軽高5部募集停止 湧別高も休部相次ぐ…

中国に待ち受けているのは改革か崩壊か革命か

新型コロナウイルスによる感染が世界各国で猛威を振るっている中で、中国の国家衛生健康委員会は昨日、中国での流行のピークが「すでに過ぎた」との認識を示した。しかしながら、中国大陸には近い将来、自由、民主、格差是正を求めるウイルスが吹き荒れるこ…

遠軽町の企業「北見木材」とピアノ製造

ネットで「北海道新聞」(3月6日付け)を見たら、遠軽町の企業「北見木材㈱」とヤマハとの関連記事が“見出し"だけ掲載されていた。そこで、その記事に関心を持ったことは後で述べるとして、遠軽高校の後輩に連絡して、この記事をファックスで送ってもらった…

取手市の「小堀の渡し」に新船が就航

茨城県取手市は3月1日、利根川下流域唯一の「小堀の渡し」の船着場付近で、新船(長さ9・95㍍、幅3・0㍍、乗客人数・最大12名)の就航式を行った。利根川の“渡し"は、3箇所あると聞いているが、まずは会場で配布された冊子から「小堀の渡し」を説明する。…

観光白書から読み解くインバウンド

以前からインバウンド(訪日外国人旅行者)は、国籍的にはどの地方を多く訪れているのか、等々に関心を持っていたので、地元の図書館に備えていた「観光白書(令和元年版)」(令和元年10月30日発行)で勉強してみた。そこで、白書の資料一覧表(2018年〈平成30…

CIA職員の誇り高い心得

最近、久しぶりにスパイ本を読了した。その本は「CIAスパイ養成官ーキヨ・ヤマダの対日工作」(著者=山田敏弘)で、主人公は戦後しばらくして渡米し、アメリカ人と結婚。その後、アメリカの諜報機関であるCIA(中央情報局)に入局し、スパイに日本語や日本…

欧米諸国は“戦勝国史観" を見直そうとしている

吾輩と同じ認識で国際情勢を見ている評論家・江崎道朗の寄稿文「戦勝国史観見直しの好機見逃すな」が、昨日の「産経新聞」に掲載されたので、まずは紹介する。 ◇ ー次々と公開される機密文章ー ソ連を正義とみなす、いわゆる戦勝国史観を見直す動きが欧米で…

JR北海道の経営改善に必要な鉄路変更

今月21日に発売された月刊誌「鉄道ジャーナル」(4月号)は、北海道特集ということで購入した。この月刊誌は、3年に一度くらいは北海道を特集しているので、その時には必ず買うようにしているが、今回は期待はずれの内容であった。 期待はずれの理由は、現在…

我孫子市にもあった「手賀沼教員殉職事件」

2月19日付け「産経新聞」の連載記事「歴史に消えたうたー唱歌、童謡の真実(23)」を読んでいて、我孫子市で戦時中に若い女性教員ら18人が水難事件で亡くなったことを思い出した。まずは、産経新聞が取り上げた水難事件から紹介する。 事件は明治43(1910)…

三菱スペースジェットの開発状況を考える

以前から国産初のジェット機「三菱スペースジェット(旧MRJ)の開発に期待してきたが、またもや三菱重工は2月6日、正式に6度目となる納入延期を正式に発表した。当初、スペースジェットは、2008年に開発をスタートし、納期は13年であったので、納入…

父親と同学年者の学徒動員状況

一昨年の6月17日、吾輩の母親(昭和4年6月生、遠軽高等女学生)が戦時中、学徒動員で北海道滝上町の木工場に駆り出されたことを、題名「遠軽高等女学生たちの学徒動員解明に向けて」という文章で紹介した。それに対して、滝上町の友人から、学徒動員された…

どこの税務署も同じ状況なのか?

今週の月曜日(2月10日)、今年も確定申告のために千葉県の柏税務署に赴いた。全国の税務署は、2月17日から正式に申告書の受付を始めるが、柏税務署はその1週間前から受付ているので、3年ほど前からこの時期に赴いている。しかしながら、今年も4時間くら…