改正入管法は後世に問題を残さないか

外国人労働者の受け入れ拡大を図る出入国管理法改正(入管法)が、12月8日未明に成立した。だが、この改正入管法は、後世に問題を残さないか。日本国民及び外国人労働者を豊かにするのか。等々の課題がある以上、もう一度、改正入管法を考えてみたい。 という…

遠軽町の人口が2万人の大台を割った

北海道遠軽町の人口が、11月末に2万人の大台を割り1万9990人となった。今年度(4月末は2万105人)もジワジワと減少していたので、2万人という大台を割ることは時間の問題と考えていたが、いざ現実化すると何とも言えない気分になった。というのは、現在の…

「クイーン」の音楽はアイスホッケー会場では不可欠な存在

昨日、柏市内の映画館で、英国のロックバンド「クイーン」のリードボーカルだった、故フレディ・マーキュリーの半生を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきた。元々、クイーンの音楽は大好きで、以前にCDを購入したこともあるが、映画の上映を知っ…

中央官庁の昇格人事をめぐってのあれこれ

12月1日に郵送されてきた情報誌「選択」(12月号)の中に、以前から注目している中央官庁の昇格人事に関する記事が掲載されていた。その内容は、以前に同誌が取り上げており、その後の動向を伝えたものである。 1.杉山普鋪駐米大使の品格に懸念の声 外務省…

ペンス米副大統領の対中演説の歴史的意味

ペンス米副大統領は10月4日、米シンクタンクのハドソン研究所で約50分間、対中国政策についての演説を行ったが、この演説は第二次世界大戦後のチャーチルによる冷戦の始まりを告げる「鉄のカーテン演説」に譬えらるとの報道があった。それ以後、我が輩はこ…

安倍首相、日露平和条約締結を急いでいませんか

今月14日に、シンガポールで行われた日露首脳会談で、安倍首相とロシアのプーチン大統領は、1956年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約締結交渉を加速させることで合意した。このニュースを聞いた瞬間、怒りの文章を作成することを考えたが、ロシア専門家の…

近現代史における“革命" を考える

昨年10月14日に、江崎道朗氏の著書「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」を取り上げたが、今回は「日本占領と『敗戦革命』の危機」(PHP新書)を紹介する。この書物を読んだ理由は、伝えられている昭和二十年代前半の「共産主義革命」が、どのくらい現実性が…

不動産屋の地位は昔から変わらず?

最近、友人と会った際に、不動産屋の悪口を散々言ったところ、友人が「君と同じことを言っている記事を見た。帰宅したら、調べて連絡する」と言った。この日の夕方、その友人からFAXが送付され、その記事を見ると11月3日付けの「夕刊フジ」であった。そこに…

昔の北見北斗高ラグビー部は強かった

今回は、北海道随一のラグビー名門校・北見北斗高校が、何故に戦後間もない時期に強かったのか、を記す。同校ラグビー部は、昭和27、28、35、38年の高校ラグビー全国大会で準優勝4回を数え、今から考えるとよくも日本のハズレの高校が、ここまで強かったの…

遠軽高校吹奏楽局ー全国大会12 年ぶり出場ー

第66回全日本吹奏楽コンクール(高校の部)が10月21日、名古屋国際会議場で開催された。昨日の全国大会には、北海道代表として遠軽高校が12年ぶりに出場(課題曲〈作曲者〉=コンサート・マーチ「虹色の未来へ」〈郷間幹男〉、自由曲=吹奏楽のための協奏曲〈高…

再々刊「アイヌ人物誌」を読了して

今月初めに紹介した再々刊「アイヌ人物誌」を読了した。一口で言うと、和人のアイヌ民族の妻や妾に対する強奪のために、アイヌ部落の多くが崩壊した話しと考える。つまり、この書物では99の話題を取り上げているが、その半分近くが和人によるアイヌ民族に対…

関西空港と南海トラフ巨大地震

関西空港は、台風21号(9月4日)の高潮で第一ターミナルなどがある「1期島」が冠水して、全滑走路を閉鎖した。このニュースを聞いた我が輩は「この程度の高潮で滑走路が冠水なら、マグニチュード9クラスの南海トラフ巨大地震に襲われたらどうなるのか。お…

「近世蝦夷人物誌」が再々刊された

松浦武四郎の原著「近世蝦夷人物誌」が、再々刊された。10月1日の「朝日新聞」朝刊を見たところ、一面の下の広告欄に、「青土社 アイヌ人物誌 松浦武四郎 更科源蔵・吉田豊[訳] 山本命解説 1800円ー北海道命名150年。アイヌに寄り添い続けた著者の稀有な…

東京電力刑事裁判の現状

今年の8月は、猛暑のためか、体調を崩して苦しい期間が続いた。来年も、同じ様な猛暑であることを考えると、何らかの対応をしなければと考えている。 さて、先週は関西国際空港が台風21号の高潮被害で一時閉鎖されたり、北海道では胆振地方で震度7を記録す…

史家・渡辺京二を知っていますか

産経新聞に、在野の「知の巨人」と紹介された、史家・渡辺京二(88)のことを知っていますか。8年前、新聞の批評を読んで、同人の著書「黒船前夜ーロシア・アイヌ・日本の三国志」(2010年2月17日初版、㈱洋泉社、3045円)を購入した。この作品はその後、大佛…

遠軽高校校歌の作曲家・大中寅二とキリスト教

読売新聞は、7月5日から8月9日までの間、連載企画「時代の証言者」(25回)で、「サッちゃん」という名曲を作曲した大中恩(めぐみ、93歳)を取り上げた。この連載記事に注目したのは、恩氏の父親が遠軽高校の校歌(昭和27年1月30日制定)の作曲家・大中寅二…

常紋トンネルの掘削労働者の悲惨な歴史

ネットで、北見市の日刊紙「経済の伝書鳩」(8月1日付け)を見たところ、常紋トンネルの掘削労働者の死因に「第4の原因」判明という記事が掲載されていた。この記事の情報源は、北見市留辺蘂の郷土史研究家(74)で、北見市史編さん室が300部作成して関係者に…

共に大作家の吉村昭と司馬遼太郎との作風の対比

8月4日(土)の午後2時半から約2時間、都内・荒川区の区施設に参加者約百人を集めて、吉村昭研究会主催の「第10回悠遠(ゆうえん)会」が開催された。同会では、最初に朗読家・田中泰子氏が、ドイツ人医師のシーボルトと長崎の遊女との間に生まれたイネに関…

JR北海道の苦悩はいつまで続くのか

国土交通省は7月27日、JR北海道に対して2019、20年度の2年間で、総額400億円程度の財政支援を行うことを発表した。この内容は、「JR北海道の経営改善について」という形で発表されており、我が輩もネットで読んでみた。 その主な支援策は、次の通りで…

北海道佐呂間町に存在した「栃木歌舞伎」

ネットで、北見市の日刊紙「経済の伝書鳩」(7月9日付け)を見たところ、年1回発行の地域文芸誌「文芸北見」(第48号、246ページで価格は1250円)の内容が掲載されていた。その中に、「岡田祐一さん(札幌市)の郷土史『佐呂間町栃木歌舞伎の盛衰ー川島平助が地…

日本も中国並みに対ロシア脅威の意識を

昨日の「産経新聞」の記事「新聞に喝!」は、我が輩と同じ認識であるので、全文を紹介する。見出しは「中国並みに対ロシア脅威を」で、書いたのは神戸大学大学院法学研究科教授・蓑原俊洋(昭和46年米カリフォルニア州出身)である。 ◇ 先日、米ワシントンを訪…

オウム事件に対する朝日新聞の無責任さ

毎年、この季節になると、暑さのために気力が衰えて、物を書く気にもならない。どうも、北海道出身者というよりも、体質的に暑さに弱い感じを受けている。だが、一昨日の6日(金曜日)に、死刑が確定していたオウム真理教の教祖・松本智津夫ら7人の教団元幹…

興部(おこっぺ)、イントネーションが面白いようだ

本日の「朝日新聞」を読んで、面白い記事を見つけた。その記事は「声の欄」の投書であるので、先ずはその投書を紹介する。 ◇ 〈50年忘れなかった「おこっぺ」へ(北海道・59歳)〉 道北の興部へ行く機会に恵まれた。「え、どこ?なんて読むの」という声が聞こ…

スポーツ選手のタトゥー( 入れ墨)を考える

現在、ロシアでサッカー・ワールドカップ(W杯)が開催されているが、日頃サッカーに関心のない人でもW杯はテレビ観戦する。そうした中で、優勝候補(前回準優勝)のアルゼンチン代表が、クロアチアに負けてグループリーグ敗退の危機にあることで、昨日の各紙…

遠軽高等女学生たちの学徒動員解明に向けて

我が輩は母親(昭和4年生まれ)から、戦時中に北海道滝上町の木材工場で戦闘機の合板作りに動員されていた、という話しは昔から聞いていた。もう少し詳しく記すと、 ○木材工場には、遠軽高等女学校の生徒1クラス(60人)のほか、旧制の遠軽中学校(父親が在籍)…

共産主義思想の何が人々を熱狂させたのか

先月末、都内の映画館でヨーロッパ映画「マルクス・エンゲルス」を観たことは記した。この際、映画館ではパンフレットと一緒に、マルクスとエンゲルスが起草した本「共産党宣言」(岩波文庫)を販売していたので購入した。久しぶりに読んでみたが、共産主義思…

千葉県西部の道路事情を一変させる外環道開通

6月2日午後4時に、東京外郭環状道路(外環道)の三郷南インターチェンジ(IC、埼玉県三郷市)と高谷ジャンクション(JCT、市川市)間の15・5㌔が開通した。我が輩も千葉県民として、以前からこの道路の建設状況には関心を持ってきた。その意味では、非常…

旭川市と宇都宮市との共通点・軍都

ネット(北海道新聞)によると、6月2日に旭川市内中心部の1・5キロで、マーチングバンドの祭典「第86回北海道音楽大行進」が開催(沿道には約14万8千人)された。参加者は、園児から社会人までの98団体・約3900人であるが、ピークだった1969年(昭和44年)には…

欧州映画「マルクス・エンゲルス」を観て

今週月曜日に、東京・神田神保町の岩波ホールで上映(4月28日から6月15日)されている、フランス・ドイツ・ベルギー合作の映画「マルクス・エンゲルス」(ラウル・ペック監督作品/2017年)を観てきた。この映画は、カール・マルクス(1818〜83)生誕200年記念作…

日本国憲法第九条「戦争放棄」の密談

最近、新著「密談の戦後史」(著者=塩田潮、角川選書)を読了した。この新著では、1945年8月の第二次世界大戦終結から、2度目の安倍政権が発足する2012年12月まで、67年間の政治史の計33の密談を紹介している。そこで筆者は、面白そうな密談3つを紹介する予…