朝鮮半島と台湾危機は連動する

本日の産経新聞に、拓殖大学大学院客員教授(評論家)・江崎道朗の「朝鮮半島と台湾危機は連動する」と題する寄稿が掲載された。非常に参考になると考え、紹介することにした。 ◇ 〈台湾海峡危機の高まり〉 米国のトランプ政権による北朝鮮空爆が囁かれていた…

JR北海道に浸透する過激派「革マル派」

本年8月4日に、過激派「革マル派」を取り上げた新刊書「暴君 新左翼・松崎明に支配されたJR秘史」(著者=牧久、初版4月28日、480ページ)を紹介したが、10月3日にも新刊書「トラジャ JR『革マル』三〇年の呪縛、労組の終焉」(著者=西岡研介、624…

ラグビーと英国上流階級との関係

いよいよ、ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会が、9月20日の開幕戦(日本×ロシア戦)から始まった。そうした中で、ある友人が「なぜ、ラグビーは国籍を持たない選手を代表チームに入れることにしたのか」と言うので、吾輩は「ラグビーは、英国上流…

三冊目の「でんすけ3」が刊行

本日、3冊目の著書「でんすけ3」が刊行されて、自宅に郵送されてきた。本の中身は、ネットに2018年1月から翌19年6月まで掲載したブログで、本の厚さは306ページである。 表紙は、北海道音威子府村の「北海道命名之地」碑で、裏表紙は北海道滝上町…

全国の「郷土歴史研究者」を力づける柳田国男

吾輩は、民俗学の父・柳田国男(1875〜1962)の学問を解説できるほどの知識はない。しかしながら、最近古本屋で購入した「我孫子の歴史を学ぶ人のために(一)ー市民の手で創ろう我孫子の歴史講演録集一」(編集=我孫子市教育委員会市史編さん室、発行=昭…

検事総長は来年2月に交代するのか

ちょっと専門的なテーマであるが、検事総長・稲田伸夫(昭和31年8月生)は来年2月に退任し、後任に東京高検検事長・黒川弘務(昭和32年2月生)が就任するのか。そう思うのは、以前の本命だった名古屋高検検事長・林真琴(昭和32年7月生)が検事総長に就任する…

後輩が記した「安倍長期政権」の背景など

昨夜、元職の後輩からメールで「安倍長期政権」に関する見解が送付されてきた。その内容が、なかなか面白く、的確であるので、皆さんに紹介したくなった。 ◇ お疲れ様です。 1.安倍長期政権の背景。 国政選挙で野党が勝てない理由は、それは「野党のだらし…

「花粉症は市販薬で十分」は以前に指摘したこと

ネットで、8月23日付け「日本経済新聞」の記事「花粉症、処方薬と市販薬『患者負担に大差なし』」を読んで驚いた。というのは、吾輩は2016年2月10日に「花粉症の治療費は削減できるのでないか」という文章で指摘していたからだ。 それでは、先ずは取り…

JR北海道の詳細な経営実態

JR北海道は、年40億円規模の増収を見込んで、10月1日から運賃値上げを実施するが、国民の多くは詳細な経営実態を知らない。だからこそ、吾輩は4月11日に題名「JR北海道は毎年280億円の支援が必要」という文章を作成した。だが、経営実態がよく理解…

佐々淳行の4人の政治家に対する評価

最近、吾輩の好きな警察官僚・佐々淳行の著書「私を通りすぎた政治家たち」(2014年8月30日第1刷)を古本屋で購入した。読んでみると、吾輩と同じような“国家観"や“価値観"で、ますます好きになった。いやいや、貴重な経験談を聞かせてもらい、大変勉強にな…

周恩来は偉大な政治家であったのか?

1972年9月に日中国交正常化が実現した際、多くの日本人は周恩来(1898年〜1976年)に好感を持ったと思う。その理由は、田中角栄首相と会談した際の立ち振る舞いが堂々としていたことと、さらに暴君の毛沢東の配下として中華人民共和国の成立時か…

新刊書「暴君ー新左翼・松崎明〜」の書評

本年4月28日初版の新刊書「暴君ー新左翼・松崎明に支配されたJR秘史」(著者=牧久・元日経記者、476P、小学館)が発売されたので、吾輩は5月末に購入できた。読了後、余りにも内容が充実した作品であるので、吾輩の「書評」よりも雑誌や新聞に掲載され…

北朝鮮問題を考える上で押さえておきたい事柄

最近、古本屋で購入した「『秘話』で綴る私と朝鮮」(著者=佐藤勝巳、晩聲社、1700円、2014年4月25日初版)を読了した。著者は、2013年12月に亡くなっているので、ある意味“遺言"と言えるためか、北朝鮮と関係が深い人物の動きや言動、そして朝鮮総聯活動…

あのドイツの政治家ワルター・リュブケが暗殺された

本年2月16日に、「新刊書『西洋の自死』の薦め」と題した文章を作成した。その際、2015年10月にドイツのヘッセン州カッセルで開かれた住民集会で、その行政区の首長ヴァルター・リュプケの発言を取り上げた。 ところが最近、地元の図書館で「ニューズウ…

元横綱・双羽黒こと北尾の壮絶な死について

今週、地元の図書館で、1週間前に発売された週刊誌「サンデー毎日」(7・21)を見たところ、元横綱・双羽黒こと北尾の死亡に関する記事が掲載されていた。吾輩は以前(平成25年7月7日と同30年1月5日)に書いた通り、当時19歳の北尾と二次会まで飲酒した経…

地方銀行の未来は“真っ暗闇" であるのか

一昨年の11月16日に、「日本の金融機関に前途はあるか」という文章を作成したが、その後の動向も悲観的なものが多い。特に地方銀行は、悲観的な報道が多く、まさに“冬の時代"に突入した感じだ。そこで、新刊書「地銀波乱」(編者=日本経済新聞社)を読了したの…

書名「でんすけ・3」の“はじめに"

いよいよ3冊目の「でんすけ・3」の自費出版が、追い込みに入ってきた。そこで、「まえがき」が完成し、編集者に送付したので、皆さんにも紹介します。 ◇ 早いもので、今般の書名「でんすけ・3」は、3冊目の刊行の運びとなります。上梓した文章は、昨年1…

新国立競技場は陸上トラックを残す、万々歳!

本日の新国立競技場に関する新聞報道には驚いたが、特に「朝日新聞」の詳細な記事は非常に参考になった。というのも、東京五輪の主会場である新国立競技場については、大会後に球技専門とする方針(吾輩は座席数を6万8千人から8万人に改修すると理解してい…

新刊「日本共産党の正体」を読了して

最近、評判になっている新刊「日本共産党の正体」(著者=福冨健一、新潮新書)を読了した。さすがに、著者は民社党本部の中枢に在籍していただけあって、共産主義の諸問題に大変詳しい。というのも、当時の民社党の党員は、民間労組上がりか、学生時代から反共…

バスケットボール選手の年俸は高い

6月20日に行われた米プロバスケットボール協会(NBA)のドラフトで、八村塁(21、ゴンザガ大)がウィザーズから1巡目指名をうけたことで、日本のメディアはこのニュースを大きく取り上げた。だが、吾輩の受け止め方は、「バスケットボール選手は恵まれてい…

「セメンヤは生物学的に男性」には驚いた

本日の産経新聞を見て、国際陸連の見解として「セメンヤは生物学的に男性」という記事には驚いた。というのは、陸上競技を半世紀にわたってウォッチしてきた吾輩としては、このような記事内容は始めてであるからだ。 そこで、まず最初に、この記事を紹介する…

天安門事件から30 年経ち中国共産党に対する見方は厳しい

今年は、1989年6月4日の天安門事件から30年経ち、中国国内や香港の動きに注目してきた。そうした中、香港の最後の総監であるクリス・パッテン(英オックスフォード大学名誉総長)の投稿文が、「週刊東洋経済」(6.15)に掲載されていた。 ◇ ー黒歴史「天…

世界的なバレエダンサーだったヌレエフの映画について

6月12日(水)の18時15分から、東京・新宿武蔵野館で英国映画「ホワイト・クロウ(白いカラス)」が上映されたので、18時前に映画館に到着した。ところが、入場券を購入しようとしたところ、観客席が「満席」という標示が出たので、案内人に「千葉県から1時間…

女系天皇を支持する者たちの思惑

やっぱり、産経新聞は日本に必要なメディアだ。昨日の産経新聞一面下「産経抄」に、次のような文章が掲載された。 ◇ 「国民統合の象徴である天皇を男性に限定する合理的理由はどこにもない」。共産党の志位和夫委員長は最近、党機関紙でこう語るなど、女性・…

オホーツク管内の高校美術とスポーツ大会の現状

以前、オホーツク管内の小中学生の学力低迷を嘆く文章を数回書いたが、今回はオホーツク管内の高校美術とスポーツ大会の現状を紹介したい。 吾輩は、3冊目の上梓を目的に、5月末に自家用車で北海道を旅行した。その際、遠軽高校を訪問(23日)して、江戸時代…

忘れてはならない「留萌沖三船殉難事件」

ネット(5月8日)の朝日新聞(北海道版)で、小説「海わたる聲ー悲劇の樺太引揚げ船『泰東丸』命奪われた一七〇八名の叫び」(著者=中尾則幸、柏艫舎、1300円)の出版を知った。さっそく、書店で取り寄せたところ、地元の留萌市辺りでも「留萌沖三船殉難事件…

遂に判明した大作家・吉村昭の療養温泉宿

吾輩は、大作家・吉村昭(1927〜2006)の熱烈なファンであることは、以前から記しているが、どうしても判明しないことが一つある。それは、吉村昭が若い時分、結核手術(昭和23年9月。手術は五時間半で、肋骨五本を切断)の後に栃木県の温泉地で療養し…

日本のアイスホッケー界が目指すところ

令和元年、最初のテーマは、日本のアイスホッケー界が目指すところだ。3月末で廃部になったアイスホッケーの名門「日本製紙クレインズ」は、後継チーム「東北海道クレインズ」として、4月23日にアジアリーグに新規加盟することが内定した。その意味では、…

あの「三島事件」に付随した昔話

明日からいよいよ新しい時代、令和が始まるが、連休前に新刊書「三島由紀夫が復活する〈新書版〉」(著者=小室直樹、毎日ワイズ)を読了した。この書物を手に取った理由は、著者の小室(1932〜2010)が、ソ連崩壊を予言するなど、先見性や分析力が抜群で…

北海道の防衛を任務とする「北鎮の男たち」の物語

1カ月前に発売された月刊誌「WiLL」(5月号)に、元産経新聞ワシントン支局長・湯浅博の「卒寿が励ます『北鎮の男たち』」が掲載されている。そこには、名も知られていない“元自衛隊員"のことが記されていた。 ◇ 天気図で見る限り、3月上旬の北海道・大…